【園長先生リレーエッセイ】東海幼稚園

お知らせ

2022/07/07

先日、梅雨明けが発表されました。

晴れた日が続き、園庭では子どもたちが水遊びや色水・泥遊びなどで、わいわいがやがや賑やかに遊んでいます。その中に、虫捕りをする子どもたちがいます。

園庭には、さまざまな虫などの「いきもの」に来てもらえるようにさまざまな植物を植えてきました。季節の草花、花木、背が高くなる木、果物・野菜等々です。虫たちが隠れる場所、卵を産んでもらえそうな場所も沢山あり、虫捕りは春から秋にかけて毎年恒例のあそびです。そして、寒くなり虫たちが不活発になるとやらないあそびでした。ところがこの1,2年、真冬以外ほぼ一年中、虫捕り(虫探し)をしてあそぶ子どもたちが現れました。雨さえ降ってなければ毎日外に出て探したいのです(笑)。彼らは虫捕りを通してかかわり合い、コミュニケーション力を高め合ってきたと思います。

今年の梅雨は例年に比べて記録的な早さで明けました。梅雨が明けるとセミが鳴きだします。子どもたちは朝から網を持って、声を頼りに必死に探します。形の良い抜け殻も大事な宝物です。

今年はまだセミの声は聞こえません。もう少しで始まるでしょう。ジージー・シャーシャー・ミーンミン・ツクツク・カナカナカナ…。今年の夏も、水遊びなどであそぶ子どもたちとセミやトンボなどの虫捕りに夢中の子どもたちの姿がみられることでしょう。

 

認)東海幼稚園

伊藤 道代

 

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