【園長先生リレーエッセイ】梅花幼稚園

まん延防止等重点措置が解除されて１ヶ月と少しが経ちました。
新型コロナウイルス感染症はオミクロン株の派生型も確認され、感染者数は減少しておりますが、未だ先の見えない状況となっております。

2020年度から小学校、2021年度から中学校がプログラミングが必修化となりました。
今後はもっとIC化が進んで、今の生活がもっと便利になって行くでしょう。

子どもたちの成長はどうでしょうか。

勉強や知識も大事ですが、これからは「自分で生きていく力」、「人間としての力」をつけていくことが今後の人生を支える基礎を作ることにつながります。そのためには、この乳幼時期にいろいろな経験をすることがポイントになります。
毎日を過ごしていく中で、楽しいな、嬉しいな、悲しいな、ちょっと大変だなと感じたり、お友だちや仲間と一緒におもいっきりあそんだり、何かを作り上げたりなど・・・そんな当たり前のことがとても重要なのです。
そんな当たり前のことを積み重ね、子どもたちの無限の可能性を信じて、子どもの成長を見守り、子どもの「やってみたい！！」気持ちに寄り添いながら少しでもお手伝いできればと思っています。

このコロナさえなければ・・・と思うこともありますが、園の行事もこの新型コロナの関係で人数制限、延期や中止を決断したものも少なくありません。
全てを中止してしまうのではなく、感染予防を実施しこのコロナ禍でも出来る工夫を考えながら、今年度は行事を取り組んでいこうと思っています。

梅花幼稚園　　園長　　林幸枝